カロリーとエネルギー
カロリーとエネルギー:calory and energy
ダイエットをする際や、食品を選ぶ際に誰もが気にしたことのある「カロリー」という言葉ですが、それが何を意味しているのか考えたことはありますか?実は、カロリーとは、エネルギー量(=熱量)を表す単位なのです。具体的には、1 cal(1カロリー)は、「1gの水の温度を1℃上昇させるのに必要な熱量」のことです。例えば、1gの炭水化物は約4kcalのエネルギーを持ちます。kcalとは、1000calのことです。つまり、1gの炭水化物は1L(1000g)の水の温度を4℃上昇させることができるのです。
これって結構すごいと思いませんか?1gの砂糖は1Lの水の温度を4℃上昇させるエネルギーを持っているのです。私たちが体温を保ったり、身体を動かしたり、様々な生命活動にはかなりのエネルギーが使われていることがわかりますね。
カロリーを摂りすぎるとなぜ太るの?
ダイエットしたい、やせたい、といったときにはカロリー消費を考えますよね。では、なぜカロリーを多く摂取すると太るのでしょうか?これは、動物は基本的に余分なエネルギーを脂肪として蓄えるようにできているからなのです。動物が生きていくためには、エネルギーが必要です。基本的に自然界ではいつも食べ物が手に入るわけではないので、脂肪として体にエネルギーを蓄えます。例えば、冬眠する動物などは、冬眠前にたくさん栄養を摂取しておき、食事をしなくても生きていけるように蓄えているのです。
脂肪1kgは何カロリー?
脂質を摂取すると、1gあたり9kcalのエネルギーとして計算されます。つまり、1kgの脂質は9000kcalであることが計算できます。しかし、脂肪を1kg減らすためには、7200kcalが必要であると言われています。ここにある差が何なのかわかりますか?
これは、体内に存在する脂肪は100%脂質なわけではなく、だいたい脂質80%、水分20%であるからです。だから、体内の脂肪を1kg減らすためには、9000 × 80/100 = 7200kcalが必要であると計算できるのです。
脂肪を1kg減らすには?
繰り返しになりますが、脂肪1kgを減らすには7200kcalのエネルギー消費が必要です。これをどう捉えますか?
例を考えてみましょう。7200kcalは、60kgの人が16時間ジョギングしたときのエネルギー消費量に相当します。かなり多く感じますよね?でも、1年は365日あるので、1年かければ1日3分弱のジョギングでこれだけのカロリーを消費できるのです。逆に言えば、1日20kcal余分にカロリーを摂り続けたら、1年で1kgの脂肪を蓄えることになります。
大切なのは、長い目で継続すること
-7200kcalを短い期間で達成することは、簡単ではありません。しかし、長い目で見れば現実的に出来ることであることがわかると思います。私が考えるダイエットのコツは、すぐに結果をみて一喜一憂しないことです。毎日少しずつ、駅で階段を使ってみる、少し歩いてみる、3つ食べていたお菓子を2つに減らす、といった少しの習慣を積み重ねることで、必ず結果は出ます。なので、決して無理な食事制限はせずに、継続できる習慣を積み重ねていくことが大事だと思います!
幸い、現代ではダイエット仲間とブログやtwitterなどで簡単に繋がることができます!みんなで楽しく、継続できる目標を立てて、健康にダイエットしていきましょう!
まとめ
最後に、まとめです!
最も言いたいことは、最後の一行です!楽しく、少しずつダイエットを継続していきましょう!!